カビ
カビとは、菌類のうちキノコを生じないものの総称。主に糸状菌。飲食物・衣服・器具などの表面に発生する。
カビの語源・由来
カビは、発酵する意味の「カモス(醸す)」の元の形「カム(醸)」の異形が「カブ(醸)」で、発酵してカビが生えることを「カブ」といい、その連用形から名詞に転じたものが「カビ」とする説が有力である。
ただし、『古事記』の「葦牙の如く萌え騰る物に因りて」に見られる「牙」は「カビ」と読み、植物の芽を意味しており、「カビ(黴)」と同源と考えられる。
「牙(カビ)」が「黴(カビ)」と同源となると、「醸す」を語源とするのは難しい。
「牙」を考慮すると、毛が立って皮のように見えるところから「カハミ(皮見)」とする説や、「カ」が「上」を表し、「ヒ(ビ)」が胎芽を意味する「イヒ」とする説が有力であろう。
カビの関連語
| アオカビ・青黴(あおかび) | 垢(あか) | アカパンカビ・赤パン黴 |
| アメーバ | イースト(酵母) | ウイルス |
| ウジ・蛆(うじ) | ウドンコカビ・饂飩粉黴 | 上(かみ) |
| 醸す(かもす) | 皮・革(かわ) | キノコ・茸(きのこ) |
| 菌(きん) | 腐る(くさる) | クモノスカビ・蜘蛛の巣黴 |
| クロカビ・黒黴(くろかび) | 毛(け) | ケカビ・毛黴(けかび) |
| 麹(こうじ) | コウジカビ・麹黴(こうじかび) | サビ・錆・銹(さび) |
| チーズ | 梅雨(つゆ) | ツユカビ・露黴(つゆかび) |
| 黴菌(ばいきん) | 梅毒・黴毒(ばいどく) | ハエカビ・蠅黴(はえかび) |
| バクテリア | ヒゲカビ・鬚黴(ひげかび) | ビフィズス菌 |
| 古い(ふるい) | 埃(ほこり) | ミズカビ・水黴(みずかび) |
| ムラサキホコリカビ・紫埃黴 | 芽(め) | ワタカビ・綿黴(わたかび) |
