嵩にかかる
【意味】 嵩にかかるとは、優勢に乗じて攻める。威圧的な態度に出る。「笠に着る」と混同し、「笠にかかる」と書くのは間違い。嵩に懸かる。
【嵩にかかるの語源・由来】
嵩(かさ)は物の分量や大きさを表す語で、「かさばる」の「かさ」などと同じ。
かかるは、「もたれかかる」や「よりかかる」の意味から、ここでは「すがる」「頼りにする」を表す。
鎌倉時代、多さや大きさに頼る意味から、勢力の大きさに頼って敵を攻める意味で用いられるようになった。
威圧的・高圧的な態度に出ることを表すようになったのは江戸時代からで、優勢な立場であることから派生した用法である。
【関連語】
| 勢い(いきおい) | 居丈高(いたけだか) | 威張る(いばる) |
| 横柄(おうへい) | 多い(おおい) | 大きい(おおきい) |
| 驕る(おごる) | 嵩(かさ) | 笠に着る(かさにきる) |
| 嵩張る(かさばる) | けんもほろろ | 傲岸(ごうがん) |
| 高慢(こうまん) | これ見よがし(これみよがし) | 縋る(すがる) |
| 図に乗る(ずにのる) | 攻める・責める(せめる) | 高飛車(たかびしゃ) |
| 頼る(たよる) | 突っ慳貪(つっけんどん) | 天狗(てんぐ) |
| 虎の威を借る狐 | 跋扈(ばっこ) | 鼻に掛ける(はなにかける) |
| ふんぞり返る(ふんぞりかえる) | 凭れる・靠れる(もたれる) |
