ギザギザ
【意味】 ギザギザとは、のこぎりの歯のような刻み目。また、そのような刻み目が続いているさま。刻々。段々。
【ギザギザの語源・由来】
ギザギザは、「きざむ(刻む)」の語幹「きざ」を重ねた「キザキザ」が転じた語。
「キザキザ」は細かく切り刻む様子をいった語で、江戸時代の浄瑠璃『傾城酒呑童子』に例が見られる。
これが切り刻んだ後の状態をいうようになり、明治時代以降、濁音化して「ギザギザ」となった。
ギザギザの語源には、日本で硬貨の縁にギザギザをつける事になったが、相当する言葉がなかったことから、「布を縫い縮めて寄せたひだ」も意味する英語の「gather(ギャザー)」を使い、硬貨の縁のギザギザを「ギャザ」と呼ぶようにし、いつしか「ギザギザ」になったという説もある。
しかし、このギャザー説は雑学の世界で作られた俗説。
縁にギザギザがつけられた日本硬貨は、古いもので1948年(昭和23年)の発行。
濁音化後の「ギザギザ」は、夏目漱石の『虞美人草』でも見られる。
【関連語】
| 歪(いびつ) | 円(えん) | 絣・飛白(かすり) |
| ガタガタ | 形・容(かたち) | 金(かね) |
| 刻む(きざむ) | ギャザー | 切る・斬る・伐る(きる) |
| 小銭(こぜに) | 細かい(こまかい) | ザラザラ |
| ジグザグ | デコボコ・凸凹(でこぼこ) | ノコギリ・鋸(のこぎり) |
| 歯(は) | 襞(ひだ) | 縁(ふち) |
| ブチ・斑(ぶち) | 斑(まだら) | 区々(まちまち) |
| 模様(もよう) | リアス式海岸(しきかいがん) |
