麹
【意味】 麹とは、米・麦・大豆などを蒸し、室にねかせて麹かびを繁殖させたもの。酒・味噌・醤油・味醂などの醸造のほか、甘酒・漬物・菓子などの製造にも用いる。糀。
【麹の語源・由来】
平安時代の漢和辞書『類聚名義抄』に「麹 カムタチ カムダチ」とある。
このことから、「カビダチ(黴立)」→「カムダチ」→「カウダチ」→「カウヂ」と音変化したものといわれ、有力な説とされているが、中世の古辞書では「カウジ」しか見られず、「ヂ」の仮名遣いが異なる点に疑問の声もある。
その他、「かもす(醸す)」の連用形「かもし」が変化したとする説もあるが未詳。
「麹」は「糀」とも表記されるが、「糀」は和製漢字である。
【関連語】
| 泡盛(あわもり) | 菓子(かし) | 粕・糟・滓(かす) |
| カビ・黴(かび) | 醸す(かもす) | 米(こめ) |
| 酒(さけ) | 焼酎(しょうちゅう) | 醤油(しょうゆ) |
| 酢(す) | 大豆(だいず) | 糠(ぬか) |
| 八丁味噌(はっちょうみそ) | 麩(ふすま) | マメ・豆(まめ) |
| 味噌(みそ) | 味醂(みりん) | ムギ・麦(むぎ) |
| 蒸す(むす) | 室(むろ) | 諸味(もろみ) |
