靴
【意味】 靴とは、履物の一種。足先全体を覆い、歩行するのに用いる具。
【靴の語源・由来】
「ケルタル(蹴足)」の転や、足を納めるさまを表す擬態語「クツ」など諸説あるが、朝鮮から日本に多くの文物が持ち込まれたことから、朝鮮語の「kuit(グドゥ)」説が有力。
世界で最も古い履物は古代エジプトのサンダルで、西洋靴のルーツとなっている。
日本では、軍靴の必要から明治初年に西洋靴が作られるようになったが、履物という意味での靴は、奈良・平安時代には既に履かれていた。
ただし、当時は上流階級のみが履き、庶民は裸足であった。
鎌倉・室町時代には、鼻緒のある履物が発達し、靴は公家階級だけのものとなった。
現在は、ほとんどが「靴」と表記されるが、装束の履物を指す際の靴は「履」と表記され、革製の履は「沓」と表記された。
【関連語】
| アカグツ・赤靴(あかぐつ) | 足・脚・肢(あし) | 歩く(あるく) |
| お洒落(おしゃれ) | 隔靴掻痒(かっかそうよう) | 瓜田に靴を納れず |
| 皮・革(かわ) | かんじき | 靴新しと雖も首に加えず |
| 靴下(くつした) | クツテドリ・沓手鳥(くつてどり) | 沓の子を打つ(くつのこをうつ) |
| 靴を隔てて痒きを掻く | 下駄(げた) | 蹴る(ける) |
| サンダル | 地下足袋(じかたび) | スエード |
| ズック | スニーカー | スリッパ |
| 雪駄(せった) | 草履(ぞうり) | ソックス |
| 足袋(たび) | 履く・穿く(はく) | 走る(はしる) |
| 跣・裸足(はだし) | 鼻緒(はなお) | パンプス |
| ファッション | ブーツ | ブランド |
| ミュール | 草鞋(わらじ) |
