珍しい

珍しいとは、めったにないこと。稀なこと。目新しい。

珍しいの語源・由来

珍しいの本来の語形は「めづらし」で、賞賛することを表す動詞「めづ(愛づ)」の形容詞形である。
「めづ」に賞賛の意味があるように、「めづらし」は「もっと見ていたい」「すばらしい」といった感情を表す語であった。
めったにないことを示す場合も、「めったになく貴重である」「稀なものを見て心惹かれる」というように、好感を示すことに重点が置かれた用法であった。
そこから、「あまり例がない」など単に稀であることを意味するようになり、良い意味でも悪い意味でも用いられるようになった。
めずらしい」に当てられた漢字「珍」は、めったにないご馳走を意味する「珍肴(ちんこう)」や、珍しい宝物の意味の「珍宝(ちんぽう・ちんぼう)」など、貴重なことを表す言葉に多く使われ、「めずらしい」の原義と非常に近い文字である。
この「珍」の漢字は、右側が「人+彡(たくさん)」の会意文字で、それに「玉」を加え、きめ細かくつまった上質の玉の意味から、めったにない貴重な物の意味となったものである。

珍しいの関連語

新しい(あたらしい) 天晴れ(あっぱれ) 在り来り(ありきたり)
髪(かみ) けったい ゲテモノ
ご馳走・ごちそうさま 上等(じょうとう) 素晴らしい(すばらしい)
宝・財(たから) 玉・球・弾・珠(たま) 偶・適(たま)
偶さか・適さか(たまさか) 偶々・適々(たまたま) 月並み(つきなみ)
破天荒(はてんこう) 人(ひと) 不思議(ふしぎ)
別嬪・別品(べっぴん) へんてこ 摩訶不思議(まかふしぎ)
稀・希(まれ) マンネリ 未曾有(みぞう)
滅多(めった) ユニーク レア