むなしい
【意味】 むなしいとは、空虚である。内容が無い。充実していない。無利益である。根拠が無い。無実である。はかない。
【むなしいの語源・由来】
むなしいは、「み(身・実)」と「な(無)」から生じた語で、中身が無いこと。
「みな(身・実無)」が変化した「むな」に形容詞を作る接尾語「し」が加わって「むなし」になり、口語化されて「むなしい」となった。
心の中が空っぽになることからや、「形だけで中身が無い」「充実していない」という状態に対して残念に思う気持ちが、「むなしい」には含まれるようになり、「わびしい」や「みじめ」といった意味を含んで用いられるようになってきた。
古くは、死んで心や魂が抜け去り、体だけになっているところから、「命が無い」という意味でも「むなしい」は用いられた。
【関連語】
| 敢え無い(あえない) | 青菜に塩(あおなにしお) | 呆気ない(あっけない) |
| 命(いのち) | 空ろ・虚ろ(うつろ) | 項垂れる(うなだれる) |
| 肩を落とす(かたをおとす) | がっかり・がっくり | 悲しい・哀しい(かなしい) |
| 体(からだ) | 空っぽ(からっぽ) | がらんどう |
| 仮初(かりそめ) | 心(こころ) | 寂しい・淋しい(さびしい) |
| 残念(ざんねん) | 萎れる(しおれる) | 死ぬ(しぬ) |
| 充実(じゅうじつ) | 盛者必衰(じょうしゃひっすい) | 諸行無常(しょぎょうむじょう) |
| 悄気る(しょげる) | しょぼい・しょぼしょぼ | すっからかん |
| 切ない(せつない) | 魂(たましい) | 断腸の思い(だんちょうのおもい) |
| 無い(ない) | 萎える(なえる) | 嘆かわしい(なげかわしい) |
| 情けない(なさけない) | 糠喜び(ぬかよろこび) | 濡れ衣(ぬれぎぬ) |
| 儚い(はかない) | 拍子抜け(ひょうしぬけ) | 憮然(ぶぜん) |
| 身(み) | 実(み) | 惨め(みじめ) |
| 無駄(むだ) | 無念(むねん) | 滅入る(めいる) |
| メランコリー | 蛻の殻(もぬけのから) | 物憂い(ものうい) |
| 遣る瀬無い(やるせない) | 憂鬱(ゆううつ) | 落胆(らくたん) |
| 侘しい(わびしい) |
