すべからく
【意味】 すべからくとは、当然。多くは下に「べし」を伴ない、是非ともしなければならない気持ちを表す。
【すべからくの語源・由来】
すべからくは、動詞「す(為)」に助動詞「べし」が付いた「すべし」が、ク語法で「すべからく」となった語。
ク語法は、活用語の語尾に「く」「らく」が付いて名詞化する語法であるため、本来は「すべきであること」という名詞句になるが、副詞的に用いられて「当然」「是非とも」の意味になった。
元々は、「須・応」を「すべからく○○べし」と再読した漢文訓読に由来する。
近年、「すべて」の意味で使用される例が多く見られるが、「すべて」といった意味は含まれておらず誤用である。
【関連語】
| 折り入って(おりいって) | 必ず(かならず) | きっと |
| 呉々も(くれぐれも) | 殊更(ことさら) | 全て・総て・凡て(すべて) |
| 為る(する) | 是非とも(ぜひとも) | 達ての(たっての) |
| どうしても | 当然(とうぜん) | 取り分け(とりわけ) |
| 就中(なかんずく) | 何卒(なにとぞ) | なるべく |
| 無論(むろん) | 勿論(もちろん) | 専ら(もっぱら) |
