だらしない
【意味】 だらしないとは、けじめがない。しまりがない。だらしがない。
【だらしないの語源・由来】
だらしないは、同じ意味の形容詞「しだらない」の音節順序を入れ替えた言葉。
「しだらない」の「しだら」は、「自堕落(じだらく)」が訛ったとする説や、「ふしだら」の「しだら」とする説があるが不明。
音節順序の入れ替えパターンはいくつか考えられるが、「だらしない」になった理由には、濁音で始まる言葉は悪い印象を与えるため(一般の和語で濁音が語頭にくるのは例外的で、悪い意味になることが多い)や、擬態語「ダラダラ」と近い印象になるためであろう。
また、「しだらない」から「だらしない」の音節順序が変わったのは、江戸時代に逆さ言葉が流行していたためとも言われるが、逆さ言葉であれば「らだしない」になる。
「だらしない」の語においては、「あらたし(い)」が「あたらし(い)」に変化したことに似た現象と考える方が自然である。
【関連語】
| 曖昧(あいまい) | 新しい(あたらしい) | あやふや |
| 荒い・粗い(あらい) | いい加減(いいかげん) | 有耶無耶(うやむや) |
| 几帳面(きちょうめん) | 大雑把(おおざっぱ) | お座成り(おざなり) |
| がさつ | 仮初(かりそめ) | きちんと |
| ぐうたら | けじめ | けりをつける |
| 杜撰(ずさん) | ズベ公(ずべこう) | ずぼら |
| ぞんざい | 箍が緩む(たががゆるむ) | だだくさ |
| だらける・だらだら | 丹念(たんねん) | ちゃらんぽらん |
| ちゃんと | 丁重・鄭重(ていちょう) | 丁寧(ていねい) |
| 適当(てきとう) | 出鱈目(でたらめ) | 等閑(なおざり) |
| 投げ遣り(なげやり) | 憖っか(なまじっか) | 生半可(なまはんか) |
| ふしだら | 腑抜け(ふぬけ) | 傍若無人(ぼうじゃくぶじん) |
| みっともない | 無造作(むぞうさ) | メリハリ |
| メロメロ | 忽せ(ゆるがせ) | 律儀(りちぎ) |
| 狼藉(ろうぜき) |
