捕らぬ狸の皮算用/とらぬたぬきのかわざんよう

捕らぬ狸の皮算用の意味

捕らぬ狸の皮算用とは、まだに入れていないうちから、それを当てにして儲けを計算したり、計画を立てたりすること。「取らぬ狸の皮算用」とも書く。

捕らぬ狸の皮算用の語源・由来

捕らぬ狸の皮算用の「算用」とは、金銭など数や量を計算することで「勘定」の意味。
まだを捕らえていないうちから、狸が手に入るものと決め付け、狸のがどれくらい取れ、その皮がいくらで売れるか儲けの計算をすることから、「捕らぬ狸の皮算用」と言うようになった。
このことわざは、皮が取れる動物であらば何でも良いようであるが、を化かすと言われている狸を用いることで、まだ実現していないことを当てにして、計算する愚かさの強調にもなっている。
略して、「皮算用」と用いられることも多い。

捕らぬ狸の皮算用の類語・言い換え

皮算用/儲けぬ前の胸算用/穴の狢を値段する/生まれぬ前の襁褓定め/海も見えぬに船用意/沖な物あて/沖のハマチ/卵を見て時夜を求む/長範があて飲み/飛ぶ鳥の献立/守株待兎/机上の計算/机上の空論/座上の空論/空論/机上プラン/夢物語/夢語り/絵空事/大風呂敷を広げる

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