馬
馬とは、奇蹄目ウマ科の哺乳類。顔が長く、たてがみがある。力が強く、走ることも速い。
馬の語源・由来
馬は、『日本書紀』に百済より献上されたことが記されている。
「うま」は漢字「馬」の呉音「ma」に由来し、「ma」の頭字音「m」が強調されて「mma」と発音し、「ウマ」「ムマ」と表記されたと考えられる。
「ムマ」の表記は「ウ」が鼻音であるためで、「梅」が「ムメ」と表記されていたことと同じである。
馬は、モンゴル語で「mori(muri)」、満州語で「morin」、朝鮮語で「mar(mus、mat)」、支那語で「ma(mak)」、トルコ語で「mare」である。
「うま」の語源を、これら言語のいずれかに断定しようとするものもあるが、発音が「ma」で共通していると見る方が良いであろう。
英語で「メス馬」を「mare」と言うが、元はオス・メスの区別なく「馬」をさす語であった。
これは、古代高地ドイツ語の「marah」と同源で、印欧基語で「馬」をあらわす「marko-」に由来する。
世界的に「馬」が「ma」の発音で共通するのは、遊牧騎馬民族の言葉を元に広まったためと考えられており、どの国の言語からと特定できるものではない。
馬の関連語
| アセビ・馬酔木(あせび) | 当て馬(あてうま) | 生き馬の目を抜く |
| イヌ・犬(いぬ) | ウサギウマ・兎馬・驢 | ウシ・牛(うし) |
| 牛は牛連れ馬は馬連れ | 牛も千里馬も千里 | 牛を馬に乗り換える |
| 午・午年(うま・うまどし) | ウマオイムシ・馬追虫 | 馬が合う(うまがあう) |
| ウマゴヤシ・馬肥・苜蓿 | ウマスゲ・馬菅(うますげ) | ウマヅラハギ・馬面剥 |
| ウマノアシガタ・馬の足形 | ウマノオバチ・馬の尾蜂 | ウマノスズクサ・馬の鈴草 |
| 馬の骨(うまのほね) | ウマノミツバ・馬の三つ葉 | 馬の耳に念仏 |
| ウマバエ・馬蝿・馬蠅 | 梅(うめ) | 絵馬(えま) |
| 尾(お) | オス・雄・牡(おす) | 顔(かお) |
| カバ・河馬(かば) | カマドウマ・竃馬・竈馬 | カモシカ・羚羊(かもしか) |
| 帰馬放牛(きばほうぎゅう) | 牛飲馬食 | 牛溲馬勃 |
| キリン・麒麟(きりん) | 毛(け) | ケッテイ |
| 蹴爪(けづめ) | 下馬評(げばひょう) | 呼牛呼馬(こぎゅうこば) |
| 駒(こま) | サイ・犀(さい) | 塞翁が馬(さいおうがうま) |
| 桜肉(さくらにく) | サラブレッド | シカ・鹿(しか) |
| 尻尾(しっぽ) | じゃじゃ馬(じゃじゃうま) | セイウチ・海象・海馬 |
| ダークホース | ダービー | 鬣(たてがみ) |
| 力(ちから) | トナカイ | ドンキー |
| 頓馬(とんま) | ニワトリ・鶏(にわとり) | ヌー |
| バイソン | バカ・馬鹿(ばか) | 馬脚を露わす(ばきゃくをあらわす) |
| 馬牛襟裾(ばぎゅうきんきょ) | バク・貘・獏(ばく) | 馬耳東風(ばじとうふう) |
| 走る(はしる) | バッファロー | バフンウニ・馬糞海胆 |
| 馬鈴薯(ばれいしょ) | ヒツジ・羊(ひつじ) | 蹄(ひづめ) |
| ブタ・豚(ぶた) | ポニー | 馬子にも衣装 |
| 馬蛤貝・馬刀貝(まてがい) | メス・雌・牝(めす) | ヤク |
| 野次馬(やじうま) | ヤスデ・馬陸(やすで) | ラクダ・駱駝(らくだ) |
| ラバ・騾馬(らば) | レイヨウ・羚羊(れいよう) | ロデオ |
| ロバ・驢馬(ろば) |
