有頂天/うちょうてん

有頂天の意味

有頂天とは、喜びで舞い上がること(さま)。ひとつのことに夢中になり、上の空になること。

有頂天の語源・由来

有頂天の語源は、仏教語で「天の中の最上にある天」を意味するサンスクリット語「bhavāgra」の漢訳「有頂天」である。
この意味が「天の最上にある天に登りつめる」「絶頂を極める」の意味に転じ、近世以降、喜びで舞い上がることや、夢中になって我を忘れる意味で「有頂天」は使われるようになった。
ちなみに、仏教語で最上の「有頂天」に対して、最下位は「阿鼻叫喚」の四字熟語で用いられる「阿鼻地獄」である。

有頂天の類語・言い換え

天にも昇る心地/歓天喜地/欣喜雀躍/歓喜/狂喜/大喜び/上機嫌/大得意/上の空/夢見心地/ウキウキ/ワクワク/ルンルン/ハイテンション/無我夢中/浮かれる/浮き立つ/舞い上がる/喜ぶ/嬉しがる/はしゃぐ/心を躍らせる/胸が躍る/胸が弾む/小躍りする

TOP
テキストのコピーはできません。